2011年03月24日

オールド・パル

今週から、営業時間を通常期に戻しました。18時から深夜2時まで、店が続け
られることに感謝しながら、普段通りに店を開けています。
今週のカクテルはドラマ「バーテンダー」でも紹介されたオールド・パル。
そして店にも、5年ぶりにオールド・パルが来店されましたというお話を交え
て、THE PLACEのメールマガジン、第173号をすべてのオールド・パルにお届け
します。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.173 2011/3/24
                      http://www.bar-place.com


■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.8 『オールド・パル〔old pal〕』
 【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
    ◇◆◇ 第49話 物語はカウンターから始まる ◆◇◆
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『カクテル以上に気持ちをあたたかくするもの』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.8 『オールド・パル〔old pal〕』
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 透き通った美しい赤が印象的なグラスは、禁酒法時代から交わされていた友
情の証。ウイスキーをベースにイタリアの象徴であるカンパリ、フランスのヴ
ェルモットを同量ずつ混ぜるレシピは、「古くからの仲間」を意味するその名
にふさわしい「旧友同士」のマリアージュです。
 名著「Savoy Cocktail Book」でも1930年の初版から紹介されている、ウイ
スキーカクテルのスタンダードです。旧知の友と語り合うには格好の一杯。そ
の味わい深さとほろ苦さは、ひとりで過ごすカウンターでもかつての思い出に
浸れる一杯でしょう。
                       続きは、カウンターで。

s08_old-pal03.JPG

  ■オールド・パル〔old pal〕
    1/3   ライ・ウィスキー(またはカナディアン・ウィスキー)
    1/3   ドライヴェルモット
    1/3   カンパリ
    調合方法:ステア
    グラス:カクテルグラス

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【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
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 ◇◆◇ 第49話 物語はカウンターから始まる ◆◇◆
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 経験が邪魔をすることがあります。お客さまの人数や雰囲気を何となく感じ、
カウンターかテーブル席かを何となく決めて、何となく案内しているのです。

 「テーブルのお席へどうぞ」
 「カウンターじゃダメですか?」

そう言って目の前に腰をかけたお客さまは、その後5年経っても同じ席に帰っ
て来てくれました。人の縁も、バーやお酒との関わりも、すべてはカウンター
から始まるのでした。

 まずはカウンターを勧めてみる。テーブルを指定席にする常連さんにも、時
折りカウンターに案内してみる。景色だけでなく味わいも、関わり方も違う事
に目を逸らしていた停滞期でした。

 この単純なことに気付くのに何年もかかりましたが、カウンターから物語を
始めたら、様々なことが変わってきました。
                              (つづく)

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■カクテル以上に気持ちをあたたかくするもの
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 東京では交通網の機能不全が、地方では計画停電が続いています。こうした
時期ですから、私たちも節電に心がけつつ、照明は暗めに、気持ちは明るく皆
さんをお迎えしようと思っています。

 先日、本当に久しぶりのうれしいご来店がありました。先にお伝えした「物
語はカウンターから始まる」の「カウンターじゃダメですか?」の方々です。
その日も静かな夜でした。イベントでカクテルを振る舞いたいとのことで、真
夜中のカクテル教室が始まりました。その後、イベントが成功したのかも分か
らず、その方との連絡は途絶えました。何年も前のことです。

 その方は先日、前回と同じ春が近い時期に突然いらっしゃいました。聞けば
回復まで何年もかかるほどに体調を崩されていたそうです。5年ぶりのご来店。
5年も経っていたことは、僕らも忘れていました。
 5年ぶりのTHE PLACEで、前回と同じ人と、同じ席でカクテルを飲んでいます。
5年ぶりだと教えてくれたのはマネージャーさんです。このマネージャーさん
だからこそ、5年かかっても復活されたのだと思います。

 カウンターから始まった物語のひとつが、5年の中断を経て動き始めました。

 ほかにも「いつもだけど、店は大丈夫?」(「いつも」は余計だ)と心配し
て来て下さる皆さま。この場をお借りして本当に感謝の気持ちをお伝えしたく
思います。バーは皆さんを明るくする場所ですが、今回ばかりはお客さまから
勇気づけられる日々です。

 今週から、18時〜深夜2時まで、営業時間を通常に戻しました。僕らにとっ
てお客さまは、何年たっても大切なオールド・パル。照明は暗いですが、気分
は明るく、チーフバーテンダーがホットでクールでハートウォーミングなオヤ
ジギャグで、皆さまを心からあったかい気分にして差し上げましょう。


 東京上空に寒波がやってくるそうです。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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・著作権法に関わらず、この内容を転送、引用につきましては黙認しています。
・ただし、本メールマガジンで紹介する情報は、一部の主観を伴う表記を除き
 正確性を重視しておりますが、情報の真偽や変更、更新等について保証する
 ものではありません。
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2011年03月18日

それでも僕らはカウンターに立ちます

この度の東日本巨大震災におきまして被害に遭われたすべての皆さまに心より
お見舞い申し上げます。
地震を発端とした多くの困難の中で、バーもこれまでと同じようにはお迎えで
きない状況が続いております。私どもTHE PLACEも当面の間、営業時間を18:00
から23:00に限定しての営業とさせていただくことをお許しください。
私たちの少しずつ、できる限りの我慢は、遠くで耐え忍ぶ誰かの笑顔につなが
ることだと思います。
THE PLACEのメールマガジン、本日は内容を若干変更してお届けいたします。
このような時期ですが、世の中にバーが存在する意味をかみしめながら、今週
もバーがお伝えすべき飲料文化と楽しみをお伝えしたいと思います。

皆さまと、皆さまにとって大切な方々のご無事と、心身ともに健やかな日々が
戻って来ますことを信じ、心よりお祈り申し上げます。


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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.172 2011/3/18
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.7 『シャムロック〔shamrock〕』
 【2】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『それでも僕らはカウンターに立ちます』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.7 『シャムロック〔shamrock〕』
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 世界のバーでは3月に入ると、緑色のカクテルの注文が増え始めます。3月
17日は、ウイスキーの世界5大産地のひとつであるアイルランドにキリスト教
を広めたセント・パトリックの命日。この日は緑色のものを身につけたお祭り
が催されます。
 アイリッシュ・ウイスキーの味わいを軽やかにするドライ・ヴェルモット。
2種類のハーブリキュールが爽快な香りを感じさせてくれます。
 シェークして作る、ふんわりとした柔らかさを感じるカクテル。ステアする
作り方なら、シャープな仕上がりも楽しめます。
 アイルランドの風を感じるような、しなやかな一杯です。

                       続きは、カウンターで。

s07_shamrock.JPG

  ■シャムロック〔shamrock〕
    30ml  アイリッシュ・ウイスキー
    30ml  ドライ・ヴェルモット
    3dash  シャルトリューズ・ジョーヌ
    3dash  グリーン・ミントリキュール
    調合方法:シェーク
    グラス:カクテルグラス

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【2】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■それでも僕らはカウンターに立ちます
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 こんにちは、皆さまご無事でいらっしゃいますでしょうか。THE PLACE広報
の長嶋です。
 まさに今、日本中が震えています。先週の金曜日に起きた東日本大震災の時、
私は品川駅構内にいました。生まれて初めての長く大きな揺れに強い危機を感
じた私は、電車での移動を早々にあきらめ、徒歩で広尾に向かいました。

 チーフバーテンダーの山本は、もはや陸の孤島におり、出勤が不可能、シェ
フの原田も大渋滞に巻き込まれました。ただ、誰ひとり事故も怪我もなく、店
内も無傷だったのは奇跡といえるぐらいの幸運です。その夜は、新人の藤本と
店を守り、次の日からは山本、原田も戻って元通りの営業をしています。

 都内でも何軒ものバーが大きな打撃を受けました。被災地では今日、明日を
生きようとする人であふれています。この時期にバーなんてやってていいのか。
お酒飲ませている場合かと思いながら、それでもバーテンダーは、カウンター
に立っています。

 昨日、国内のバーテンダー協会・団体の合同会議がありました。これまで、
5月13日の「カクテルの日」制定と発表を目指していたメンバーが、どうすれ
ばバー業界、外食産業の復興に役に立てるか、東北のバー業界を盛りたてられ
るかを話し合いました。その中で、自粛ムードの私たちをも勇気づけられる印
象的な発言がありました。


 ─── 営業したくてもできない店がある中で、できる人はそのことに感謝
 して、店を開ける。
 その日に来たお客さんがひとりだったとしても、店を開けることが復興の
 第一歩ではないでしょうか。


数年前に、

「お酒が提供できなくなったら何を提供しましょうか」
「遊んでいって、元気になって帰ってもらおう。遊びを提供しよう」

と話していたことが今、現実になりつつあります。

 今日もバーテンダーは、ボトルを磨き、扉を開けています。世の中すべての
バーはいま、ただただ皆さんのご無事を祈りながら、心の避難所になりたいと
願っています。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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2011年03月10日

ミステリアスなバーボンスタイルのウイスキー

今週もカクテルとウイスキーのお話です。先週ご紹介した、著名なウイスキー
評論家も一目置くバーボンマスターからお譲り頂いた希少なボトルをご紹介し
ます。
そして、シングルモルトの「ザ・シングルトン」に合わせたグラスのお話。
ワインだけではなく、ウイスキーもグラスを換えると香りに花が咲きますね。
お酒の話に花咲くTHE PLACEのメールマガジン、第171号をお届けします。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.171 2011/3/10
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■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.6 『ホワイトレディ〔white lady〕』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース
    『リーデルのワイングラス ウイスキーにも』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『このバーボンはバーボンではない。ならば何?の「クエスチョン」』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.6 『ホワイトレディ〔white lady〕』
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 ドライジンの風味とコアントロー、レモンのバランスが絶妙な一杯は、ロン
ドンの「シローズ・クラブ」のバーテンダー、ハリー・マッケルホン氏が1919
年に創作しました。ベースにはミントリキュールが使われていましたが、氏が
パリのハリーズバーに移った後にレシピが変わり、ジンベースのカクテルとし
て今日まで受け継がれています。
 ベースをほかの蒸留酒に替えても、それぞれに人気のスタンダードカクテル
が存在します。ベースとホワイトキュラソー、柑橘という組み合わせは世紀を
越えて、カクテルの流行にとらわれない永遠の黄金律です。

                       続きは、カウンターで。

s06_whitelady.JPG

  ■ホワイトレディ〔white lady〕
    30ml  ドライジン
    15ml  コアントロー
    15ml  レモンジュース
    調合方法:シェーク
    グラス:カクテルグラス

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【2】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■リーデルのワイングラス ウイスキーにも
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 お酒の拡販に、専用のグラスが付いてくるのはよくある話ですが、グラスも
高度になっていますね。ウイスキーは、グラスによる違いも楽しみましょう。

 先日、THE PLACEにリーデル社によるワイングラスが届きました。グラスの
足には「THE SINGLETON」というシングルモルトのロゴ。もともとはブルゴー
ニュの赤ワインをおいしく飲むために設計されたグラスですが、ここでは「シ
ングルトン」をトワイスアップ(比率1対1の水割り)で飲むために提供されま
した。

 確かにおいしいです。
 突き刺さってくる余計な香りがしませんし、味わいもまろやかで、甘みを
帯びてきます。

 ちょっと意地悪な話ですが、同じお酒に付いてきた別のグラス、以前のノベ
ルティグラスに移し替えて飲んでみました。先ほどは感じなかった、揮発性の
鼻に刺さる香りがします。このグラスも悪いものではありませんが、ぜんぜん
違うお酒になりました。

 ワインでは個々の特性を生かすグラスが以前から作られています。シングル
モルトも、産地や味わいによる個性が生きるグラスがあると、より楽しい世界
が広がるでしょうね。

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■このバーボンはバーボンではない。ならば何?の「クエスチョン」
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 先週に続き、カウンターからはウイスキーのお話です。土屋守さんほか、居
並ぶ評論家が一目置く存在の方がいらっしゃいます。専門誌「Whisky World」
でTHE PLACEを会場として行なった収録・撮影の場でも、スコッチとはまったく
異なる見地から説得力のある解説がありました。

 埼玉・川口でビールとバーボンの専門店を営む白井さんからお譲りいただい
たのは、アメリカのバーボンを樽ごと輸入し、国内の某所、新進気鋭のマイク
ロディスティラリーで瓶詰めした神秘のウイスキー。アメリカで瓶詰めしてい
ないので、バーボンと呼ぶことはできませんが、正真正銘バーボンスタイルの
ウイスキーです。
 その店だけのために作られたウイスキーは、状態の良い樽で20年以上熟成し
た芳香に心躍ります。どこの蒸留所で作られたものかは、「UNKNOWN」とだけ
書かれています。ヒミツ、のようですので、カウンターでどうぞ。
 ラベルの記載の通りにお伝えすれば、ミステリアスなウイスキーをどうぞ
お楽しみください。

questionm2.JPG

アメリカンスタイルウイスキー「クエスチョン 20周年記念ボトル」


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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2011年03月03日

シングルモルト「ロングモーン1976 34年」

今週はシングルモルトのお話。著名なウイスキー評論家も高得点で評価した
希少なボトルが手に入りましたのでご紹介します。
そして今日は、桃の節句ですね。
「お花をあげましょ────♪」にちなんで今週は、まだ桃の実には早いです
が、あのカクテルもご紹介しながらのTHE PLACEメールマガジン、第170号を
お届けします。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.170 2011/3/3
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.5 『ベリーニ〔bellini〕』
 【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
    ◇◆◇ 第48話 伝える力 ◆◇◆
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『評論家が高得点を付けたシングルモルト「ロングモーン」』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.5 『ベリーニ〔bellini〕』
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 1948年に画家のジョヴァンニ・ベリーニ展を記念して生まれた一杯は、シャ
ンパンを使ったフルーティーなカクテルの代表格。イタリアはヴェネツィアの
ハリーズバー、ジュゼッペ・チプリアーニ氏が創作しました。
 ベリーニはルネッサンス初期のヴェネツィア派の画家。甘く軟らかで、爽や
かな桃の香りや味わいに、柔らかなタッチと華やかな彩りの画風を重ね合わせ
たのではないでしょうか。
 ベリーニの弟子の名を採ったカクテル「ティッツィアーノ」は桃をブドウに
換えたもの。こちらはフィレンツェのハリーズ・バーで生まれた、どちらも飲
む場所や食前・食後を問わずに楽しめるグローバルカクテルです。

                       続きは、カウンターで。

s05_bellini.JPG

  ■ベリーニ〔bellini〕
    1/3    ピーチネクター
    2/3    シャンパン またはスパークリングワイン
1dash   グレナデンシロップ
    調合方法:ビルド
    グラス:シャンパングラス

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【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
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 ◇◆◇ 第48話 伝える力 ◆◇◆
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 その夏は、100種類のメニューの縮刷版も制作し、来るお客さまに配り続け
ました。カクテルの存在をリアルな情報として広めるには、レシピとメニュー
の公開こそが十分な証書でした。またそれが“飛び道具”となり、世に広まる
ことを期待もしていました。
 面積としては大きいですが、存在としては小さな1軒のバーが送るプレスリ
リースにも、次々と興味を示してくれる人がいました。
 THE PLACEが大切にしてきた“良い品を揃えるより、今ある良さを伝える”
ことが、間違いではなかったと思えた夏でした。
                              (つづく)

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■評論家が高得点を付けたシングルモルト「ロングモーン」
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 ウイスキー好きの方ならお気づきでしょうか。THE PLACEのカウンターは、
蒸留所つまりウイスキー工場の元詰め、いわゆる「オフィシャルボトル」が主
体です。一方、特にスコッチのシングルモルトには「ボトラーズ・ブランド」
という存在があります。蒸留所から原酒を買い取り、独自の設備で商品化する、
日本では「瓶詰め業者」と訳される人の商品です。

 今回ご紹介するのは、そのボトラーズのモルト。近年評価を高めている銘柄
の「ロングモーン」は、主に20年以上の熟成を経たものが好評です。
 THE PLACEではその1本を入手しました。昨年に東京で行なわれたウイスキー
のイベント「ウイスキーフェスティバル」で発表されたボトルは、1976年蒸留、
2010年瓶詰めの御年34歳です。

 国内のウイスキー専門誌『Whisky World』のテイスティングでは、著名な評
論家も90点の高得点を付けました。これは同誌で試飲されたシングルモルトの
中で、第5位に入るものです。



 ─── 甘く上品な香りは熟したオレンジや蜂蜜のよう。長い余韻と熟した
甘さ、フルーツの味わいで心地よさが持続します。水を加えるとフルーティー
さが増し、時間が経てばバニラやカスタードのような香りに変化する

とは、評論家の土屋守さんのコメントからの抜粋です。



 数あるモルトの中でシェリー樽の強い香りと味わいが好まれたのがこの数年
は、柔らかな熟成香の中にトロピカルフルーツの香りがするものが評価されて
いるようです。
 まさにそれを地で行く逸品。いまカウンターにあるだけの限定品です。既に
ほとんど手に入らないモルトになりましたので、モルト好きの方はぜひ一度、
「いま最もうまいと言われているタイプのモルト」をお試しください。

longmorn1976-34yo.JPG

魅惑の香りと長く楽しめる味わい。ウイスキー評論家の土屋守氏が損得抜きに
推すモルト、「ロングモーン 34年 1976年蒸留」

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