2011年08月12日

13日(土)〜16日(火)はお休みさせていただきます

今日あたりから、朝夕の電車の混み具合も変わってきたようです。
皆さん今日はまだお仕事ですか?それとももうお休みに入られたのでしょうか。

THE PLACEは明日13日(土)より16日(火)まで夏季休業とさせていただきます。

連休前のメールマガジン第191号。
今日もカクテル三昧でお届けします。

既にお休みの皆さまはよい連休をお過ごしください。
今日までお仕事の方は、今宵はどうぞカウンターへ。
ずーっとお仕事の方、17日まで待っててくださいね。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.191 2011/8/12
                      http://www.bar-place.com


■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.25 『エメラルド・アイ〔emerald eye〕』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース
    『カクテルの日委員会 来年に向けて再起動』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『これからのカクテルに求められるもの』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.25 『エメラルド・アイ〔emerald eye〕』
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 クラシックを“古典”ではなく“格調高いもの”と解釈するなら、新たなク
ラシックカクテルとして語り継ぎたい一杯があります。ピートのスモーキーさ
とハーブが織り成す深い薫りと味わい。かすかな緑色を感じる輝きは、カクテ
ル好きの男性と数軒のバーテンダーたちによって磨き上げられた宝石です。
 現代に残っているクラシックと共通する、飲み手のこだわりとそれに応えよ
うとしたバーマンの心意気によるひと口。これから伝説となる一杯は、近年の
風潮のひとつ、ネオクラシックカクテルの原点となるかもしれません。

                       続きは、カウンターで。

s25_emerald_eye.JPG

 ■エメラルド・アイ〔emerald eye〕
    55ml   ラフロイグ10年 カスクストレングス
    5ml    シャルトリューズ・グリーン
    調合方法:シェーク
    グラス: カクテルグラス

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【2】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■カクテルの日委員会 来年に向けて再起動
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 5月13日に行なわれた日本における「カクテルの日」の発表パーティーと
カクテルアンバサダー表彰式ですが、早くも来年に向けて動き出すことになり
ました。
 HBA(日本ホテルバーメンズ協会)にNBA(日本バーテンダー協会)、PBO(プロフ
ェッショナル・バーテンダーズ機構)、ANFA(全日本フレア・バーテンダーズ協
会)の担当者が8月下旬に再び会合を持つことが決まり、先の第1回発表会の
総括と来年に向けた話し合いが行われる予定です。

 来年の「カクテルの日」は日曜日。どんな一日になるか、今後の動向を見守
るとともに、皆さんのご意見をいただきたいと思います。

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■これからのカクテルに求められるもの
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 皆さんはバーで何をお飲みになりますか?

 シングルモルト、ワイン、カクテル、焼酎?いろいろありますね。ここ広尾
のTHE PLACEでは空前のカクテルブーム。集中度が高まる一方です。

 THE PLACEでの過去1年のドリンクの注文のうち、55%がカクテルでした。
ご存じの通り、カクテルというのは作り手によって味が大きく変わります。そ
れゆえカクテルこそが、バーマンの技量を表わすと考える人も多いのです。

 さらに、この6月以降のカクテル比率は60%に迫る勢いです。これは大変喜
ばしく、誇らしいことですね。二人のバーテンダーは、ともにハードなシェー
クと軽快なトークが魅力(トークは味には関係しません)。そして「職業バーテ
ンダー」という視点で「バーテンダーの真骨頂はカクテルにあり」との考え方
が強くあるのも特徴です。


 今週は今日で終わりのTHE PLACEですが、ぜひ今夜は、また17日以降はカウ
ンターで、カクテルをいかがでしょう?
 いいや、オレはウイスキーがいい。という方もご安心ください。今日ご紹介
している「エメラルド・アイ」などもウイスキーの味を膨らませるカクテルの
一例です。ウイスキーの味を損なわない、それどころか味を増幅させる飲み方
があるのでご安心ください。
 そしてこの先、さらに古くて新しい、懐かしくて未来的な「ネオクラシック・
カクテル」の開発にも進んでまいりますよ。

 最近多くお伝えしているネオクラシック。実はあるところから頂いているお
題です。実にハードルの高い分野で、何を求められているのかも雲をつかむよ
うな感覚です。先日も山本、藤澤と3人で「これからのカクテルに求められる
ものは何だ?」と喧々諤々話しました。

 これからのカクテルで表現したい三者三様のもの。
 話の続きは次号か、今宵のカウンターでどうぞ。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
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・著作権法に関わらず、この内容を転送、引用につきましては黙認しています。
・ただし、本メールマガジンで紹介する情報は、一部の主観を伴う表記を除き
 正確性を重視しておりますが、情報の真偽や変更、更新等について保証する
 ものではありません。
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2011年08月04日

みんなで作ろう、ネオクラシックカクテル

6月の第1週に続き、先週も再び配信をお休みをしてしまいました。
メルマガを楽しみに待っていた方がいるとはとても思えませんが(苦)、
大変失礼いたしました。
今週はその分、2倍の情報量でというわけでもありませんが、最近のカクテル
の傾向に関するお話を交えたTHE PLACEのメールマガジン、第190号を
お届けします。

知人が某社のノンアルコールビールを飲みながら
「このビール、いくら飲んでも酔わないよ。今日は体調がいいんだな」
って言っていました。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.190 2011/8/4
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■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.24 『シャンパンジュレップ〔champagne julep〕』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース
    『ノンアルコールが花盛りなんだな』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『みんなで作ろう、ネオクラシックカクテル』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.24 『シャンパンジュレップ〔champagne julep〕』
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 アメリカで18世紀後半に広まったとされるジュレップ類のカクテルですが、
ミントジュレップと並んで忘れてはならないのがこの一杯。そもそも、ウイス
キーではなくワインなど様々に飲まれていた“ジュレップ”。バーボンベース
で定着したのが19世紀の初頭。そして1900年を迎える少し前には、このカクテ
ルが誕生しました。
 よく冷えたシャンパンにミントをいっぱい浸した何とも贅沢な一品。ニュー
ヨークでウィリアム・シュミット氏が創作したとされていますが、カクテルの
トレンドはニューヨークからやって来るというのは、昔からなのでしょうね。

                       続きは、カウンターで。

 ■シャンパンジュレップ〔champagne julep〕
    適量   ミントの葉
    適量   シャンパン(またはスパークリングワイン)
    調合方法:ビルド
    グラス: コリンズグラス、オールドファッションドグラスなど
    ※お好みで砂糖や柑橘類を加える

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【2】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■ノンアルコールが花盛りなんだな
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 お酒的非アルコール系飲料。ノンアルコールカクテルとの違いが、バーでの
カクテル開発のヒントにもなりそうです。

 白酒のようなノンアルコール飲料、本格焼酎テイスト、ノンアルコールビー
ルのプレミアム版など、さらにこの分野の拡張が目立ちます。
 サントリーも8月2日に、ノンアルコールカクテルの缶飲料を発表しました。
カシスオレンジ、ジンライム、ソルティドッグの3種類。香料の配合などを、
アルコール入りのカクテルの苦みなどから研究して作られたそうです。

 他社からもジントニックテイストの商品が発売されていますが、さらに風味
が強いはずの「ジンライム」がどんな味なのか、ちょっと気になります。

 確かにアルコール抜きというだけではジュースと変わりません。お酒特有の
香りを表現できると、飲みたくても飲めないシチュエーションの人には喜んで
もらえそうですね。
 香りという意味では、ジンは再現がしやすそうな気がします。

 ・・・ノンアルコール・マティーニ。

 レシピの一部に「酔い」が含まれるので、難しいですね。

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■みんなで作ろう、ネオクラシックカクテル
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 「カクテル温故知新」としてスタートさせたこのメルマガのクラシックカク
テル紹介ですが、本当の意味での「温故知新」が始まろうとしています。

 先日のメールマガジンで、新しいカクテルメイキングの世界、その技術を体
系化できないものかとお伝えしていましたが、既に着手している人がいました。
最新の技術をまとめようという企画が持ち上がっているようです。

 一方で、こうした技術だけでなく、いにしえのカクテルの現代風のアレンジ
や、次の時代に残したいと思われるカクテルが「ネオクラシック」という名の
カテゴリーになっていると聞きました。

 古き良き時代の一杯を蘇らせることに3年以上かけている私たちにとっては、
何か通じるところを感じます。
 このメルマガでは、ごく一部に本当に近年に生まれたカクテルをご紹介して
います。2000年代のはじめに作られた一杯が、100年後にもどこかで飲まれて
いることを祈って作られたカクテルです。

 私たちも作ってみたくなりました。ネオクラシック。その定義すらない、雲
をつかむような感覚ですが、いくつかのカクテルがヒントになりそうな気がし
ます。
 クラシックカクテルにはすべて、作り手と飲み手のストーリーがあります。
ネオクラシックにも必ず求められる物語において、お客様の力が必要です。
次お越しの際は、どうぞ2人のバーテンダーに、飲みなれたカクテルにひと言
添えてみてください。

 例えば、「ヨコハマカクテルを現代風に」といった具合に。

 私たちは分子工学に頼りません(頼れません)が、アナログ的でも別次元の
発想で、何かできるかもしれません。
 100種類とは違った発想ですよ。今度はもっと王道、本格路線のカクテルで
いきましょう。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
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2011年07月21日

バーテンダー世界大会で日本代表がチャンピオンに

日本中のバーテンダーにもめでたいニュースです。
バーテンダー世界大会において、日本代表が見事に優勝しました。
今週はそんな日本を明るくする、たいへん嬉しいニュースをお伝えしながらの
メールマガジン、第189号をお届けします。

なでしこジャパンが優勝しなければ、もう少し取り上げてもらえたんじゃない
かと思います。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.189 2011/7/21
                      http://www.bar-place.com


■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.23 『ジンリッキー〔gin rickey〕』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース
    『バーテンダー世界大会で日本代表がチャンピオンに』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『「バーテン世界大会」それでいいのか』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.23 『ジンリッキー〔gin rickey〕』
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 ライムの香りと酸味が印象的なカクテルは1900年ごろの生まれ。アメリカ・
ワシントンのレストラン「シューメーカー」で創作されたものです。
 これを最初に飲んだカーネル・ジム・リッキー氏の名前から由来していると
いう説のほか、米軍将校のジョー・リッキーが愛飲したという有力な説があり
ますが、確かな証拠は残っていません。
 ジンにライムを入れ、炭酸で割るシンプルなカクテル。ライムは飲みながら
マドラーで絞り、お好みの酸味に仕上げるのも特徴です。
 夏が近づけば必ず思い出す、最も爽快なロングドリンクのひとつです。

                       続きは、カウンターで。

s23_ginrickey.JPG

 ■ジンリッキー〔gin rickey〕
    45ml   ドライジン
    1/2個   ライム
    適量   炭酸
    調合方法:ビルド
    グラス: タンブラーまたはコリンズグラス
    ※ジンに限らず、好みのスピリッツやリキュールで作ることもできる

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【2】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■バーテンダー世界大会で日本代表がチャンピオンに
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 2週前間にご紹介したバーテンダーコンペティション「ディアジオ ワール
ドクラス」の世界大会が14日にインドのニューデリーで行なわれ、日本代表と
して出場した大竹学さんが優勝したというニュースを受けました。

 カクテル作りと合理性、創造力やプレゼンテーションなどが多面的に評価さ
れる大会で、大竹さんは、きれいな仕事ぶりや繊細さ、心温まるサービスが特
に評価されたそうです。
 大竹さんの優勝と共に、日本のバー文化を評価されたとも見ることもできま
す。大変喜ばしいニュース。勤務先であるセルリアンタワー東急ホテルとして
も、日本の大会主催者であるキリンディアジオ社にとっても最高の結果ではな
いでしょうか。

http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379774001&bctid=1058572473001

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■「バーテン世界大会」それでいいのか
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 「ディアジオ ワールドクラス」での日本人優勝のニュースは、日経新聞の
サイトで初めて知りました。
 今から3年近く前、日本を代表するフレア・バーテンダーも世界最大規模の
大会で優勝という快挙を成し遂げました。

 方やウェブ版とはいえ日経のトップ。方や・・・。協会の広報力のなさを棚
に上げても、主催者や後援者(メーカー広報)の力の入れ様の違いを思い出し
てしまいました。

 余談ですが、このニュースは「バーテンの世界大会で日本人優勝」という見
出しで始まっています。バーテン。日本のバーテンダー、特に協会の方々が最
も嫌がる言い回しで、このめでたいニュースが報じられていることにも注目し
てしまいました。

 「バーテンとは呼ばないで」「バーテン、それは誤りです」「バーテンダー
とお呼び!」と声高に叫ぶ良識派のバーマンたちは、この見出しをどう思うの
でしょうね。もはや日経用語にもなっていると堪忍して、このニュースを喜ん
だらいいのではないでしょうか。と言ったら、自覚がないと怒られるかもしれ
ませんが。


 しかしこの新しいカクテルメイキングの世界。液体窒素、ドライアイス、手
にはバースプーンではなく茶筅だったり、とにかく斬新で面白いと評判です。
カクテル文化が新しいステージに入ったという見方もあります。そして、まだ
誰でもできるわけではないことに、価値があるのでしょう。
 しかし今後、このやり方が本来の意味で文化となるのであれば、より多くの
バーマンが導入できる方法、技術体系が整うことが望まれます。
 まだ教科書が存在しない世界。誰かDVD化、書籍化してはもらえないで
しょうか。

 何年か前、ある会社がミクソロジーという、古くからあるバー用語をさも新
しく見せ広めようと引き合いにしたのがバーテンダーの始祖的存在“プロフェ
ッサー”ジェリー・トーマス氏でした。

 今後の取り組み方にもよりますが、今のカクテルづくりの動きから“現代の
ジェリー・トーマス”が続々と現われることを期待したいです。
そして願わくは、その新しい世界が、フェラン・アドリア氏の真似だとか言わ
れない、カクテル文化の次なるステージでありたいものです。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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2011年07月14日

ハイボールの次は『リッキー』。本気か?

関東甲信越も梅雨が明け、スカッと夏らしい日々となりましたが、
“節電の夏”には厳しいですね。
さて今週はハイボールとその次に続く「リッキー」のお話をご紹介しながらの
メールマガジン、第188号をお届けします。

このメルマガは一社提供番組ではありません。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.188 2011/7/14
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.22 『ハイボール〔highball〕』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース
    『ハイボールの次は「リッキー」、流行るのか』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『リッキー、本気なんだな』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.22 『ハイボール〔highball〕』
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 複数の材料を使うという点では、これも立派なカクテル。ウイスキーと炭酸
のシンプルなロングドリンクは、その昔「ウイスタン」とも呼んでいました。
日本では、水割り文化よりも歴史が古く、第二次世界大戦以前はこの飲み方が
定番だったそうです。
 イギリスのゴルフ場で生まれたという説や、アメリカの鉄道の「ハイボール
信号」など出生には諸説ありますが、喉を潤す最初の1杯2杯は、余計なこと
は考えずに飲み干してしまいましょう。3杯目になったら、会話に夢中で忘れ
てしまうでしょう。5杯6杯飲んでも楽しい記憶は忘れずにいましょう。
 何杯、何年飲んでも時代からは忘れ去られず、近年復活している国民的カク
テルです。
                       続きは、カウンターで。

s22_highball.JPG

 ■ハイボール〔highball〕
    30〜45ml ウイスキーなど
    適量   炭酸
    調合方法:ビルド
    グラス: タンブラー
    ※レモンスライスやピールを入れたりして好みの味を作るのも楽しい。

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【2】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■ハイボールの次は『リッキー』、流行るのか
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 上述のハイボールのヒットによって、次なるヒットを模索する動きが活発に
なっています。「ハイボール=ウイスキーのソーダ割り」に続いてメーカーが
打ち出しているのがスピリッツやリキュールのソーダ割り「リッキー」です。

 リッキーとは、ジン・リッキーに代表される柑橘を効かせた炭酸割りのさっ
ぱりしたカクテル。数々のリキュールやスピリッツを持つ某社が、この春から
提案しているようです。特にリキュールのほのかな甘みと爽快感が、ダイニン
グバーなどでウケている模様です。

以下はリッキーの例。
「アペロールリッキー」:食前酒に良さそうで、食中にもいけそうです。
「ルジェカシスリッキー」:当店では「カシスソーダ、レモン効かせて♪」と。
「マリブコーラリッキー」:もはや“リッキー”は要らないでしょう。

 こういう強引さがなければ流行るかもしれませんね。
って、ひとつのカクテルを無理矢理100種類にしている店が言っても、説得力
がありません。

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■リッキー、本気なんだな
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 カクテルコンペティション「ディアジオ・ワールドクラス」のご紹介をして
おりました先週に続き、別のコンペのご案内です。

 「サントリー ザ・カクテル アワード」という大会をご存じですか?
1995年に始まった「サントリー ザ・カクテル・コンペティション」から続く
もので、毎年の応募作品数では日本最大級のコンペです。日本の各協会、団体
から選手が出場するため、見事なメンバーが顔を揃える競技会。最終選考会で
は毎年、芸能人や有名人をゲストに迎える華やかなイベントでもあります。

 今年もその作品募集が明日、15日から開始されます。ピーク時には2000以上、
昨年も1000以上の応募がある大会。うちのチーフのおやじバーテンダーも、か
つて応募したことがあるのではないでしょうか。そしてコンペ経験者の藤澤は、
今年もやる気満々です。
 今年はレシピ開発担当(藤澤)、監修&つられて本人もやる気?(山本)、
撮影、コピー監修(長嶋)の総力戦で臨むかも?しれません。

 本選の最終選考会は11月1日(火)にホテルオークラ東京です。


 といった情報を確認するためにホームページを見ましたら、驚きました。
あるんですね。『リッキー部門』が。
http://www.suntory.co.jp/wnb/event/award/oubo_youko_rickey.html

 本気なんですね。



 「山本タカノリッキー」。

 ネーミングで落選です。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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2011年07月08日

バーと料理

フードメニューが新しくなりました。人気の定番に新作メニューも加わり
ました。カクテルに、ワインに、ウイスキーに、思い思いの飲み物に
合わせたおつまみ、料理をご提案できる内容です。

そして今週はカクテルイベントのご案内。イベントのお知らせと、カクテル
の今の姿を垣間見られる映像をご紹介しながらのTHE PLACEのメールマガジン、
第187号をお届けします。

ディアジオ・ワールドクラスは、液体窒素やドライアイスでモクモクの
プレゼンテーション。
不器用な僕らは古風なメイキングしかできませんが、渾身の一杯、ひと皿を
お約束します。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.187 2011/7/8
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 【1】バーとお酒にまつわるニュース
    『HBA/MHD共催のカクテルコンペティション 22日にお台場で』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース2
    『ディアジオ・ワールドクラス日本代表が決定』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『次回来たら、必ず見てね。THE PLACEのフードメニュー』
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【1】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■HBA/MHD共催のカクテルコンペティション 22日にお台場で
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 この大会で有名になったバーテンダーも数知れずという、伝統あるカクテル
コンペティションが今年も行なわれます。(社)日本ホテルバーメンズ協会と
ディアジオ・モエ・ヘネシー共催のカクテルコンペティションです。24回目と
なる今年はラムとウォッカ、リキュールの各部門で行なわれます。後の名作や
未来のクラシック・スタンダードの誕生に期待しましょう。

◆◇◆2011年 第24回HBA/MHD共催のカクテルコンペティション

開催日:平成23年7月22日(金)
    14:20受付開始/14:45会場/15:00競技開始/18:20結果発表
会 場:ホテルグランパシフィック LE DAIBA 地下1階 パレロワイヤル
前売入場券:6,000円
当日入場料:8,000円
※チケットのお問い合わせはTHE PLACE、藤澤まで
TEL:03-5447-5505(16:30〜2:00/日祝休)

詳細はこちら
http://www.hotel-barmen-hba.or.jp/compe_news.html#2

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【2】バーとお酒にまつわるニュース2
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 ■ディアジオ・ワールドクラス日本代表が決定
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 HBA/MHD共催カクテルコンペティションが伝統の一戦なら、この「ワールド
クラス」はカクテルの現在進行形。様々なこれまでのシェークやステアに留ま
らない、新たな調合法やプレゼンテーションが楽しい大会です。

 用意した2つのフードに合うカクテルを創作する「フード・マッチング・
チャレンジ」や渡された予算で材料を“購入”し、その材料でカクテルを作る
「マーケット・チャレンジ」、6種類のカクテルを早く、おいしく創作できる
かを競う「スピード&テイスト チャレンジ」、そして応募作品の1つを創作
過程とサービングの手法で魅力的に紹介して演出と技術、味を競う「チュアル
&カクテル・シアター・チャレンジ」の4部門で行なう、現代のバーテンダー
に求められる頭の回転と表現力の総力戦。

 上位3人のプレゼンテーションの様子がYouTubeで公開されています。
お時間ございましたらご覧ください。

 ■DIAGEO WORLD CLASS JAPAN Top 3 Presentation
  

 ウチの藤澤倫顕が「出てみたいですねー」と言っていました。来年に期待
しましょう。

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■次回来たら、必ず見てね。THE PLACEのフードメニュー
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 カクテルの進化形を模索するディアジオ・ワールドクラスの創造性も面白い
ですが、クラシックスタイルを追求する、いわば静のスタイルのコンペティシ
ョンも実に美しいと感じるのは私だけではないはずです。
 このワールドクラスに出ている方たちも、クラシックのコンペの常連でもあ
りますから、クラシックの素地があってのバーテンダー、なのでしょう。

 話は変わりますが、THE PLACEのメニュー、料理のお品書きが新しくなりま
した。人気のバーニャカウダやパスタなどのイタリア料理はもちろんのこと、
オムレツなどのバーフード、スモークサーモンやロースハムなどの自家製の燻
製メニューなども新しくなりました。
 キャロット・ラペやサラダ・スタジォーネなどの野菜料理からは、この店の
厨房を守るシェフの丁寧な仕事を感じていただけるでしょう。新作の青唐辛子
のオムレツは、お酒が進む間違いなしのひと品。もちろん、この店の真骨頂で
あるパスタは、常連なら一度はお召し上がりいただきたい、知らずして常連な
らぬひと皿です。

 メニューの下方、「マル秘の裏メニュー」とは何でしょう?シェフいわく、
メニューを制覇した人のみに出る特別メニューだそうです。この中には伝説の
メニューとなっているものもありますので、お楽しみに。

 THE PLACEではコースでのご提供もしております。予約限定、一日ひと組限
定で、お客さまのテーブルだけがリストランテ(下階の店とは別世界の驚きと
感動をお約束しますよ)に様変わりします。こちらはご予算に応じてメニュー
をご提案しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 ■THE PLACE 料理のメニュー
  http://www.bar-place.com/menu/17.html

 梅雨は明けませんが、雰囲気はすでに夏本番。今週もカクテルと良質なおつ
まみ、料理で楽しい週末をお過ごしください。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
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・著作権法に関わらず、この内容を転送、引用につきましては黙認しています。
・ただし、本メールマガジンで紹介する情報は、一部の主観を伴う表記を除き
 正確性を重視しておりますが、情報の真偽や変更、更新等について保証する
 ものではありません。
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2011年06月30日

トロピカルカクテル80's

はじめに特別営業のご案内です。明日7月1日(金)は特別営業となり、
一般営業は行ないませんのでご了承ください。

さて本日はカクテルのお話。モヒートはすっかり夏の定番。今年の夏は、
80年代に人気だったトロピカルカクテルはいかが?というお話を交えた
メールマガジン、第186号をお届けします。

すっかり暑くなりました。日々の電力消費量が気になります。
私のパソコン脇ではUSB扇風機が回っていますが、買ったばかりなのに
変な音が大きくなってきました。もうすぐ壊れます。
扇風機選びはお気をつけください。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.186 2011/6/30
                      http://www.bar-place.com


■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.21 『ブラックモヒート〔black mojito〕』
 【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
    ◇◆◇ 第56話 変わりものだけではない ◆◇◆
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『トロピカルカクテル80's』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.21 『ブラックモヒート〔black mojito〕』
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 考えてみれば黒いお酒というのは種類が限られているもので、ビールを除け
ば意外に少ないことに気付きます。
 黒に近い、濃い紫色が神秘的なリキュールは、リコリスの香りたっぷりのブ
ラック・サンブーカ。出番が少ないリキュールでしたが、ホワイトラムで作る
モヒートの透明感と対極を成す色合い、香り、味ともにミントとの似合いすぎ
るマッチングで、人気カクテルのポジションを獲得しました。
 広尾のバーのニュースタンダードとして、長く愛されるカクテルになること
でしょう。
                       続きは、カウンターで。

s21_black-mojito.JPG

 ■ブラックモヒート〔black mojito〕
    45ml   ブラック・サンブーカ
    適量   ミントの葉
適量   ライムジュース
    適量   炭酸水
    調合方法:ビルド
    グラス:大ぶりのグラスにミントの葉、ライム、少量の水
    または炭酸水を入れてつぶし、クラッシュアイスを
    詰める。
    ラムを注ぎ、お好みで水や炭酸水を再度加える

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【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
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 ◇◆◇ 第56話 変わりものだけではない ◆◇◆
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 無謀にも週刊での配信を開始したメールマガジン。毎号届けられるコンテン
ツとして始めた『現代バー用語の不要な基礎知識』は、THE PLACEの洒落を分か
ってくれる人を中心に人気となりました。
 THE PLACEの“遊び”を体現した内容を届ける一方、バーとして遺すべき先人
の偉業にも、力を注ぎました。

 それが、「カクテル温故知新」から続くクラシックカクテルの紹介シリーズ
です。かつての名作から、これから名作となるであろうカクテルのストーリー
を伝えるのも、バーが存在する役割だと考えました。
 モヒートやホットカクテルなど、新たなものを創作するだけではありません。
バーテンダーの基礎となる根幹の部分、THE PLACEの体幹は、今も昔もここに
あります。
                              (つづく)

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■トロピカルカクテル80's
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 ──── 何がおすすめ?
 「ジントニックです」

 さすがにそれじゃあ、芸がないか。


 「ひとときの涼を求めて、何かない?」というような問いを、業界内外の関
係者からいただきます。

 カクテルでひんやり。バーテンダーの得意領域ですよね。近年は液体窒素を
使ったマイナス196度のカクテル、そして飲料業界でもエクストラコールドと
呼ばれる氷点下ビールなど、冷たいものが多く開発されています。近代のミク
ソロジーバーも、古典派ミクソロジー、いわゆるオーセンティックバーでも、
涼やかなカクテルは苦手なはずがありません。

 一昨年ぐらいまでは、「夏こそ身体をあたためよう」という企画や商品が目
に入りました。冷房による冷え防止ですね。私たちも昨年の春、ショウガやト
ウガラシのカクテルを考えた時期がありました。しかし昨年の夏は想定外の猛
暑。このバーは温めてほしい女子よりも、酔わなきゃやってられないと言わん
ばかりのデンジャーモヒート挑戦者に愛されました。
 今年はもう「夏こそホットに」などと考える人は誰もいません。老いも若き
も、男も女も熱中症対策。

 この夏、私たちは奇をてらわずにオーソドックスなサマーカクテルをお勧め
したいと思います。ジン&トニックではさすがに遊びがありませんが、古いカ
クテルは実に面白いですよ。カウンターの隅のミニ書棚には、トロピカルカク
テルの古い本があります。80年代に人気だった懐かしいカクテルの数々です。
バーのメニューから離れて、ここから選ぶのもなかなかのカウンター遊びです。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
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2011年06月23日

クラシックカクテルへの回帰が始まる

湿度の高い季節になりました。先日、営業終了後に“ダイキリ大会”になり、
今の時期の美味しいダイキリと、梅雨明け以降においしいダイキリの違いの
議論が生まれました。
新たな技術やプレゼンテーション、調合法で話題のバーもあれば、こうした
微妙な違いでベストな味を追求する古いバーテンダーもたくさんいます。
さて今週は、こうした古典回帰への動きについて世界の動きも紹介しながら
のメールマガジン、第185号をお届けします。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.185 2011/6/23
                      http://www.bar-place.com


■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.20 『サゼラック〔sazerac〕』
 【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
    ◇◆◇ 第55話 メルマガ、はじまる ◆◇◆
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『クラシックカクテルへの回帰が始まる』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.20 『サゼラック〔sazerac〕』
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 世界最古のカクテルといわれる一杯は、シンプルなレシピのウイスキー・カ
クテル。アメリカ・ニューオーリンズでは1830年代から飲まれ、1859年に同地
のサゼラック・コーヒー・ハウスでジョン・シラー氏に名付けられました。
 ルイジアナ州では2008年に、このカクテルを州の公式カクテルとする議案が
提出され、州のカクテルとしては否決されましたが、ニューオーリンズの公式
カクテルになりました。
 忠実な再現が難しいレシピですが、いつ誰が何のために作ったレシピなのか
を想像しながら、カクテルの起源をたどってみることにしましょう。

                       続きは、カウンターで。

s20_sazerac.JPG

 ■サゼラック〔sazerac〕
    角砂糖1個と少量の水(今日ではシロップで代用される)
    45ml   ライ・ウイスキー(以前はブランデーを使用していた)
    3dash   ペイショーズ(Peychaud's)・ビターズ
    5〜15ml  アブサン
    調合方法:ビルド(氷は入らない)
    グラス: オールドファッションド・グラス
    ※ベイショーズ・ビターズの代用にはカンパリを、アブサンには
     ペルノーにシャルトリューズ・ヴェールを加えたもので代用
     される模様

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【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
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 ◇◆◇ 第55話 メルマガ、はじまる ◆◇◆
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 2年目のモヒートで日経レストランの表紙を飾り、看板カクテルを作り上げ
たその秋、新たな取り組みに動き始めます。お世話になっている皆さまと、定
期的な交流の場をつくること。メールマガジンは格好の“架空のバー”でした。

 このメルマガは、バーでの“遊び”を伝えていこうと考えた2005年ごろに、
既にイメージされていたもので、2年半越しの実現となりました。

 何を伝えていくかも考えずに始めた割には、仮想空間のバーとしても遊びを
提供できました。想定外だったのは、週刊での発行とした無謀さ。今でも苦労
がつづきます。
                              (つづく)

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■クラシックカクテルへの回帰が始まる
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 バーテンダーの気質や技術は日本と世界で異なるところもありますが、技術
面では調合法など斬新な手法を求める動きと、古典を大切にする動きの両方が
見られます。

 フランス・パリで行なわれたフレア・バーテンディング世界大会を審査して
きた日本の第一人者、北條智之氏からは、世界がまた遠い存在になってしまっ
たとの嘆き節。数年前には世界チャンピオンも輩出した日本のフレアですが、
ヨーロッパ、北欧勢の進化が止まりません。世界が驚く勢いで進化した日本の
フレアは、もうひと伸びするための踊り場に立っています。

 クラシックの世界は大会システムそのものが変化し始めています。かつては
「ビーフィーター・インターナショナル」、今日では「ディアジオ・ワールド
クラス」などの世界大会では、プレゼンテーションや、新たな調合法の探求が
推奨されていま。分子工学を用いたミックスドリンクの新たな潮流です。日本
ではどう浸透するのか、私たちも様子を見ているところです。

 一方、海外でもクラシックカクテルへの回帰が見られます。古き善き時代の
カクテルを現代風にアレンジする動きです。
 日本のカクテル文化、美しい“古典的テクニック”を交えたクラシック・カ
クテルの復権は、まさにこれからかもしれません。このメルマガで大事にお伝
えしてきたカクテルの数々。一部はメニューに掲載していますが、この夏には
再編集して、新たなメニューブック、カクテルブックとしてお披露目する予定
です。

 私たちは現代風のアレンジよりもむしろ、忠実な古典になっているかもしれ
ませんが、飽きのこない味をお届けしていきたいですね。

 今夜は何から始めましょうか。黒い革製バインダーのメニューを、ぜひご覧
くださいませ。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
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2011年06月16日

バカルディ・ラムほか90アイテムがサッポロの独占販売に

サッポロビールとバカルディが業務提携というニュースに前のめりになった
バー関係者は多いのではないでしょうか。酒類業界はよく動きますね。
さて今週は山本の新パートナー、藤澤倫顕が持ってきてくれた“THE PLACE初”
のお話を交えたメールマガジン、第184号をお届けします。

私が出たコンペ?
それはもはや“黒歴史”ですので、触れないでください。


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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.184 2011/6/16
                      http://www.bar-place.com


■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.19 『アルゴンキン〔algonquin〕』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース
    『バカルディ・ラムほか90アイテムがサッポロの独占販売に』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『カクテルコンペに出た人は、みんなすごい』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.19 『アルゴンキン〔algonquin〕』
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 このカクテルが連想させるニューヨークの老舗、1902年創業のホテル「アル
ゴンキン」と「BLUE BAR」は、作家や編集者の憩いの場所としても有名なとこ
ろ。ライウイスキーの風味とパイナップルジュースの香りや甘みを程よく感じ
られる一杯は、このホテルの名物です。
 名前は北米の先住民「アルゴンキン族」に由来しており、マサチューセッツ、
イリノイ、ミシガン、ミルウォーキー、シカゴなど、彼らの言語による地名も
多く残ります。民族史や言語、地名に加えてカクテルにも、いつまでも絶やす
ことなく語り継ぎたい物語があるのです。
                      続きは、カウンターで。

s19_algonquin.JPG

 ■アルゴンキン〔algonquin〕
    30ml   ライウイスキー
    15ml   ドライヴェルモット
    15ml   パイナップルジュース
    調合方法:シェーク
    グラス: オールドファッションドグラス
    ※このカクテルから派生した、ベースをウォッカとスコッチ
     ウイスキーにしたものは、「アルゴンキン・マティーニ」と
     呼ばれています。

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【2】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■バカルディ・ラムほか90アイテムがサッポロの独占販売に
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 サッポロビールとバカルディ・ジャパンが日本国内での独占販売に関する業
務提携を結んだそうです。

 バカルディ・ジャパンのメイン商品であるラムブランド「バカルディ」は世
界販売量1位。そのほか、ジンの「ボンベイ・サファイア」、プレミアムウォ
ッカの「グレイグース」など29ブランド、90アイテムが、日本国内では10月1
日から、サッポロビールの独占販売になります。
 サッポロビールにとっては非ビール事業の強化、バカルディ・ジャパンは、
料飲店や都市部以外の市場、地方や家庭用への拡大をサッポロの販売網に乗せ
たいという考えのようです。

 確かに、他のビール大手は既に競合するスピリッツを持っていますので、サ
ッポロが選ばれるのは不思議ではありません。サッポロにとっては願ってもな
いチャンスでしょう。

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■カクテルコンペに出た人は、みんなすごい
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 サッポロビールとバカルディ・ジャパンの提携は大きなニュースでしたね。

 さてTHE PLACEの新体制、山本と藤澤の新コンビになって10日が経ちました。
銀座で過ごした16年は伊達ではありません。皆さんもどうぞお早めに、一度こ
の新風景を見にいらしてください。

 そしてもうすぐ10年になろうというTHE PLACEの歴史の中で、藤澤は初めて
の「コンペ経験者」です。
 カクテルコンペと称されるバーテンダーの大会。近年は小規模の大会も多く
なりましたが、以前は出場するだけでも名誉なものでした。私も若い頃にコン
ペの常勝軍団、京王プラザホテルの練習を目の当たりにしましたし、全国大会
に選手と同行したこともあります。入賞するバーテンダーの練習量、計り知れ
ない緊張感は本当にすごいものがあるのです。コンペに出場すればバーマンと
して優れているかは一概には言えませんが、その所作は美しく、高い意識があ
ることは確かです。今でもあの壇上に立つことをあこがれます。

 大小合わせても多数のコンペティションに出場し、入賞5回。そのうち、入
賞作品をオンメニューしましょうね。

 そういった意味でのTHE PLACEの新風景も、どうぞお楽しみに。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
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 ものではありません。
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2011年06月09日

銀座からの即戦力、藤澤倫顕が新加入!

創刊以来、年末年始や夏季休業を除いて初めて先週、メールマガジンをお休み
してしまいました。また先週金曜日は大人数のお客さまにおる特別営業となり、
一部のお客さまにご迷惑をお掛けしたかもしれません。
今週は通常通りの営業をしております。

通常通り・・・一部異なります。
山本との新コンビに期待。銀座より新たにバーテンダーを迎えたというお話を
交えての今週のメールマガジン、第183号をお届けします。

フレッシュなベテラン。期待の即戦力は山本に劣らぬハードシェークですよ。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.183 2011/6/9
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.18 『ヨコハマ〔yokohama〕』
 【2】バーとお酒にまつわるニュース
    『プレミアムテキーラのバーが渋谷にオープン』
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『銀座からの即戦力、藤澤倫顕が新加入!』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.18 『ヨコハマ〔yokohama〕』
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 数あるシティ・カクテル(都市の名を冠したカクテル)の中でもよく知られ
る港町の一杯は、1930年発行の「サボイ・カクテル・ブック」で既に紹介され
ていたカクテル文化初期の生まれ。
 ジンとウオッカを合わせるレシピ。オリエンタルな雰囲気はアニスの香りに
乗せて表現したのでしょうか。
 横濱を訪れた外国人がイメージしたのか、あるいは横濱帰り誰かの話を手掛
かりに、異国のバーテンダーが創ったものなのか。すべては謎に包まれていま
す。
 作者が見たであろう港の景色は時代と共に変わってはいますが、ヨコハマの
カクテル文化は当時も今も、変わることな開港されています。

                      続きは、カウンターで。

s18_yokohama.JPG

 ■ヨコハマ〔yokohama〕
    1/3      ドライジン
    1/6      ウオッカ
    1/3      オレンジジュース
    1/6      グレナデン・シロップ
    1dash     アブサン(ペルノーでも代用可)
    調合方法:  シェーク
    グラス:   カクテルグラス

    ※ジン、ウオッカ、オレンジジュース、グレナデンシロップを
     同量ずつとするレシピもある。

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【2】バーとお酒にまつわるニュース
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 ■プレミアムテキーラのバーが渋谷にオープン
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 テキーラといえば、私はチーフバーテンダー山本の寝言と寝ぼけを思い出し
てしまうのですが、今回は別の話。近年注目が高まっているプレミアムテキー
ラの専門店がオープンしました。

 場所は渋谷・東急百貨店本店近く。店名は「AGUA(アグア)」。1・2階合わ
せて20坪の店は1階が立ち飲み、2階はソファ8席のVIP席です。
 プレミアムテキーラは高価な物も多くあり、私たちもまだ多くを揃えること
はしませんが、この店では各種のテキーラがお手頃価格で提供されており、オ
リジナルのメキシコ料理もあるようです。


 私たちも昨夏からメインのテキーラをブランドチェンジしましたが、特に猛
暑が厳しかった昨年はテキーラがおいしく感じました。テキーラをより爽快に
したカクテル、熟成を効かせたテキーラは味わいがあっておいしい一杯です。
個人的には、広く一般にプレミアムテキーラが浸透するにはまだ時間がかかり
そうな気がしますが、じっくり向き合うお酒の選択肢が増えるのはいいことで
すね。

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■銀座からの即戦力、藤澤倫顕が新加入!
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 先週、メールマガジンを開始して初めて、予告なく配信をお休みさせて頂き
ました。メルマガ2007年11月の第0号(創刊準備号)から数えて183週、3年半
余り、年末年始や夏季休業以外は絶やさずお送りしていましたが、まさかの風
邪での休刊。お恥ずかしい限りです。今週から心機一転、再スタートしてまい
ります。

 こうしている間にTHE PLACEには大きな変化がありました。長らく探し続けて
いましたチーフバーテンダーの山本のパートナー。今週からカウンターに入り、
早くもシェーカーを振っております。

 1995年に銀座の「セントサワイオリオンズ」に入社した後、その道ひと筋に
16年を、その名店で腕を磨いてまいりました。世界で活躍する日本人バーテン
ダーの草分け、国際バーテンダー協会副会長まで務めたミスター・バーテンダー、
澤井慶明氏に師事。澤井氏の亡き後も同店を守り、支配人として勤めました。
 6月6日より、職業バーテンダーとしての新たなステージとしてTHE PLACE
での勤務を開始しています。豊富な経験に裏打ちされた落ち着き、さりげない
おもてなしは早くも山本とは異なる輝きが。山本を陵駕するハードシェーク、
抜群の切れ味を見せるステアにもご注目いただきたく思います。

 お休みしましたメールマガジンとともに、THE PLACEとしても新たな歴史が
始まりました。ご紹介します、藤澤倫顕(ふじさわ・ともあき)です。末永く、
よろしくお願いいたします。

          〔バーテンダー藤澤の写真付きプロフィールはこちら〕
                http://www.bar-place.com/barman.html


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
                      http://www.bar-place.com
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                        登録変更・解除はこちら
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・著作権法に関わらず、この内容を転送、引用につきましては黙認しています。
・ただし、本メールマガジンで紹介する情報は、一部の主観を伴う表記を除き
 正確性を重視しておりますが、情報の真偽や変更、更新等について保証する
 ものではありません。
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2011年05月27日

五感で涼やか、カクテルで省電力モード

はっきりしないお天気が続いていましたが、梅雨入りだったのですね。
夏が近づくにつれて盛り上がり始めるものがあります。今週はTHE PLACEに
とっての定番カクテルをひと足先にご紹介するメールマガジン、第182号を
一日遅れでお届けします。

去年から定番・通年化してしまったので、「100種類始まりました!」って
いうお知らせはありません。

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   BARとお酒の他愛のない話
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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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              THE PLACEメールマガジン Vol.182 2011/5/27
                      http://www.bar-place.com


■■ I N D E X 
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 【1】THE PLACEのカクテルブック
    file no.17 『モヒート〔mojito〕』
 【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
    ◇◆◇ 第54話 ダブルウォール───時代の半歩先を行くこと ◆◇◆
 【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
    『五感で涼やか、カクテルで省電力モード』
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【1】THE PLACEのカクテルブック
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 ■file no.17 『モヒート〔mojito〕』
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 豊富なバリエーションで楽しみが尽きないサマードリンクですが、その起源
は1586年にまで遡ります。西インド諸島で生まれ、海賊リチャード・ドレイク
によって「Draque(ドラケ)」の名でキューバに伝わりました。当時は粗野なス
ピリッツで作られていましたが、医療目的にも消費されていたようです。ホワ
イトラムをベースとしたものが普及するには、1930年までかかりました。
 モヒートといえばキューバの「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」。文豪、
ヘミングウェイが心を潤した店として、今でも多くの観光客が訪れます。
 そして現代では様々なレシピによって、モヒートの楽しみ方も変わりました。
「100種類」でその一端を担った私たちTHE PLACEにとっても象徴的な一杯です。

                       続きは、カウンターで。

s17_mojitos.JPG

  ■モヒート〔mojito〕
    45ml   ホワイトラム
    適量   ミントの葉
適量   ライムジュース
    1tsp   砂糖
    適量   炭酸水
    調合方法:ビルド
    グラス:大ぶりのグラスにミントの葉、ライム、砂糖、少量の水
    または炭酸水を入れてつぶし、クラッシュアイスを
    詰める。
    ラムを注ぎ、お好みで水や炭酸水を再度加える

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【2】THE PLACE 七転び八起きのものがたり
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 ◇◆◇ 第54話 ダブルウォール───時代の半歩先を行くこと ◆◇◆
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 そのグラスの存在は、厨房で食の楽しみを司るシェフの原田が知らせてくれ
ました。

 2層構造の耐熱ガラスで断熱効果が抜群。熱い飲み物が入れて、わしづかみ
にしてもまったく熱くありません。なのに、口をつけると「あつっ!」と感じ
るエモーショナルなグラス。横から眺めると宙に浮いているようなデザインも
斬新でした。

 ボダムのダブルウォール。今ではすっかり普及しましたが、当時はまだ世の
中に伝わり始めたばかり。こうした時代の半歩先を行く商品を選ぶ目が、遊び
を信条とするTHE PLACEのDNAのようです。
                              (つづく)

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【3】今週のTHE PLACE カウンター便り
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 ■五感で涼やか、カクテルで省電力モード
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 関東甲信越では本日、梅雨入りをしたそうですね。平年より12日、昨年より
は17日も早い入梅だそうです。

 一昨年まで期間限定としていたTHE PLACEで「モヒート100種類」は、その開
始が6月1日。モヒートより早い梅雨入りというのもたいへん珍しいものです。
私は初めてだと思っていましたが、2008年も5月28日に入梅しており、2回目
なのですね。
 2008年は私たちにとってモヒート3年目の年。以前の2年ほど大きな露出は
なかったのですが、モヒートというカクテルが世の中に大きく浸透した年だっ
たと記憶しています。バカルディ社の「バカルディ・モヒート」としての広告
宣伝も、露出量の増加が目立った年だったはずです。
 そして、こうした第三者の力をお借りして(?)、世の中にモヒートが広がる
ほどにご注目いただいた年でもありました。

 さて今年は、その頃とは大きく違います。モヒートはすっかり私たちのアイ
コンとなりましたし、昨年からは通年でお届けしています。モヒートそのもの
が国内外のバー・シーンに浸透しましたね。6割をリニューアルという大改編
だった昨年レシピと比較して、今年は大きな変更はなく、むしろおなじみとな
りましたTHE PLACEらしいモヒートをお届けしてまいります。


 寒く長い冬と、短い春の後の梅雨。何より、世の中が大きく揺れ動いている
時代の始めであり、省エネ、省電力が求められ、スーパークールビズなるもの
が推奨される夏ですね。

 2010年の夏に、『R25』(リクルート)でご紹介いただいた記事を思い出しま
した。「火照った頭と身体は帰宅前にクールダウン 男の納涼スポット案内」
という特集の一部でしたが、見た目の涼しさ、飲んだ清涼感、爽快感という観
点で取り上げてくれたのは、何かのご縁を感じます。


 ぐずついた天気が続いていましたが、梅雨だと聞かされると風神様雷神様も
ずいぶんと気の早いものだと感じます。短い梅雨であってほしいというのが、
世の飲食店の総意だと思いますが、今年の夏は五感で涼やかなカクテルでクー
ルなアフター5をお過ごしください。


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       その場所で、今日は何をして遊びましょうか。
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                      THE PLACEメールマガジン
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